受賞者ビジネスプラン紹介

て印 杉本水産

新しい水産加工業への転換
~地元民が、地域資源の強みを再確認し、新しいものを生み出し、発信する新しい地方ビジネスの形~

事業への思い

町に自信と誇りと活気を取り戻したい。そのための布石が必要

今、地方の水産加工業者が変化するチャンスと私は考えている。幸いにも被災した大津港の護岸工事が平成28年に完成する。しかし、港が無事再開しても、「陸を守る」加工業者が従来通りでは町は衰退すると危惧している。

一方で、これまでの事業で培った加工・生産体制、少なくとも売れ続けている既存製品の商品力、そして、海も山もある北茨城市の社会的資本に注目すれば、もっと面白い商品開発や事業展開に可能性を見いだせるとも考えている。一事業者として、町全体が自信と活気を取り戻し、次世代にも未来が見える街づくりの一役を担っていくための礎になりたいと考えている。

プラン概要

既存製品を生かし、地域の方と協力して作る魚食に対する不満を解消する高付加価値品の開発

  • 製品名:真いわしのオリーブオイル煮
  • 特徴:消費者が魚食に対する不満を解消する高付加価値品
    • 新商品の強み→完全個包装。骨を気にせず、新しい食感、追加調理・保存・ゴミ出しの煩わしさを解消。 
    • 既存製品の強み→既存製品(真いわしの丸干し)を利用。なお、当該製品は、水産庁長官等受賞歴有。
    • 関係性の強み→主原料以外の調達は市内で賄う。市内在住の有機無農薬農家 志賀陸男氏の協力体制構築。ECサイト以外の販売は、地元の宿泊施設を対象とする。

受賞後の取組み

  • 筑波大学生に対するテストマーケティングによる商品改良、芸術系学部とのコラボによるパッケージのデザイン設計などにより商品が完成した。
  • また、復興関連事業への参加や石破大臣との面談など商品PRに努め、口コミでの注文が徐々に広がり始めている。
  • 今後は、量産体制の構築とともに更なる販路拡大につとめ、産地の活性化につなげたいと考えている。

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